にょん日記

2004ねん6月

6月24にち(木)
暑い。ななちゃんを抱くとさらに暑い。暑いときは短編小説に限る。夜用の本、調達、図書館へ。すきな翻訳家、柴田さんの本を借りる。さすがのあじさいもくたびれている。君はバラより疲れてる。


6月23にち(水)
長い夜。エッセイをかく。だれかがゲンキになってくれれば、いい。


6月22にち(火)
日常の 退屈の出口探すより 飲みやの入り口 見つけよう
                          にょん・じろう


6月20にち(日)
どうやらカゼをひいたらしい。ニッポンの酒を飲んだ。フランスあたりの三ツ星レストランで、はやってるらしい。ツマミは、くたびれた中トロ。トロはやっぱりくたびれてるのがわからなくっちゃ。いつまでも、赤く色づいているのは、インチキくせーや。てやんでい。ムシ暑いぜ、きょうは。


6月19にち(土)
ヨコハマあたりで、大ロック、オールナイトイベント出演。トーベンさん率いる、ベースハーレムで出演。グレイスとあたしとトーベンさん。演奏後は仲良く深夜営業のモスバーガーでお茶。にあわねーな、といわれても、酒がないのよ、モスバーガー。そんなことで文句いわないわ、あたし。


6月18にち(金)
440で筆ライブ。あたし、いま、なにがいちばんおもしろいのかなって考えると、おもしろい、ってひとりで想像するコト。フフ、できもしないのに。ハハ、ハハハハハ。


6月17にち(木)
リハーサル。トーベンさんが揚げたてコロッケを買ってきてくれた。夕日の香りがした。


6月16にち(水)
じぶんリハーサル。オレ、オレ、オレオレオレ。オレだよ、オレ。わかる?・・・いいよ、わかんなくて。


6月15にち(火)
おなかがすいておなかがすいておなかがすいてどうにもがまんができなかったのですぐちかくのバーミヤンにはいってしまった。ゴメン、本格チュウカのヒト!


6月14にち(月)
快晴。ジンセイについて考えてみた。それは晴れの日に限る。
おたんじようびにしのぶちゃんにもらったカエルのマッサージ器が動かない。電池切れ。ぜんぜん使ってないのに。いつのまにアンタ動いていたの?夜中にせっせとだれのマッサージしていたの?



6月13にち(日)
ヨコハマ、赤レンガ倉庫まで、映画を見に行く。「レセパセ」。ヘンなヒトたちばっかり来ていた。50にんほどジワジワ集まってきた。全員、映画カントク?みんな日ごろなにやってんの?
おきて破り。とあるジブンなりのおきてを破る。破りたくなる衝動と快感のために、おきてを作る。ガマンできなくなるせつなさ。ジブンが愛しくなるこのジワジワ。あー、服を脱ぐってキモチイイ!


6月12にち(土)
ガマンの日。ガマンの日は曲作りだ。
・ばら日記・・・儀式。花びら一枚一枚、水槽に浮かべてみる。ステキな一週間をアリガトウ。


6月11にち(金)
・ばら日記・・・午後、目覚めたら、花がぜんぶうな垂れている。にょんママが盗んでいったバラは、まだまだ元気なのに。置き場所が悪かったのだろうか。陽もあたらない、床にずっと置いていたのだ。でも、表情としては、水分不足の顔してる。あんなにせっせと水をかえたのに。きのう、一日忘れただけでそうなってしまったの?ショック。にょんママのコメント・・・あなたの部屋は空気が澱んでるんじゃないの?・・・ちきしょー。


6月10にち(木)
今朝、奄美の飲みやのオヤジ、フジイさんが亡くなった。先日、にょんじろうは、フジイさんのことを唄った曲、「His Name Is Mr.Fujii,He Is Amami's No.1 Super Drunk」をカセットテープで送ったのだが、「アイツ、オレのことこんなに細かく覚えていやがって・・・」と笑っていたそうな。ご冥福をお祈りいたします。フジイさん、奄美のオモヒデをありがとう。奄美でいちばんきれいな海岸に連れてってくれてありがとう。ごった煮なべ料理をありがとう。おかあさんの奄美料理の本、プレゼントしてくれてありがとう。


440でうつみとながみライブ。きょうのイベントは、すごくおもしろかった。ふだん、バンドで唄ってるヒトが、バックのヒトなしで、マルハダカで演奏するのだ。みんなよかったけど、特に、フラワーカンパニーズの圭介くんがすごくよかった。唄の感動しました。ええもんもらったよ。うつみもすごくよかった。あたしの周りは、すごいヒトがいっぱいいるな、ってうれしくなった。年末いっしょにツアーした仲間、キューちゃん、竹安くん、前川くんたちと再開できて、すごくうれしかった。酒をずいぶん飲んだ。あー、いいね、年下のオトコノコ!
・ばら日記・・・きょうは、水をかえるのを忘れてしまった。ばらのことは、きょう一日、忘れていたのだ!


6月9にち(水)
きょうは朝から調子がいい。やらなきゃいけないことがあるから、それをやらなきゃ。それをやるには調子よくなきゃ。きのう寝るときからそう思ってた。だからそうなった。これは、いちかばちかの賭けでもあるが。ね。きょうは、調子いい、の日。よかった、これで。酒もうまかった。いい日、というのはこういうこと。
・ばら日記・・・午後、水をかえる。茎の先端を少し切ってやる。年をとったら、アンティーク、という手がある。この「よさ。」を目ざすのだ。がんばれ、生き物、植物、ナマモノのばらよ!まだ輝ける!


6月8にち(火)
三鷹でランチ。おしゃれな和食やで定食。「ここは吉祥寺みたいね。」というと、「最近は吉祥寺よりも三鷹の方が、吉祥寺っぽくおしゃれでおいしい店が多いんだよ。」とカレ。・・・・・小説風。
・ばら日記・・・夜8じ、水をかえてみた。臭う。死に向かうニオイ。バラの花それ自体にも水をそっとかけてみる。少し、怒っている、と感じたから。


6月7にち(月)
梅雨だなあ。きょうも読書。ひさびさにフィッツジェラルド。このヒトは、パンクだと思う。透明感があるところも含めて。それにしても、本はやっぱり古いものに限る。というか、最近のものはどうにもそそられない。オヤジだなあ、にょんじろうさんも。梅雨は、部屋の換気に気をつけよう。こもりがちなにょんじろうさん。ときどき、開けると、しめっぽいニオイがするよ。
・ばら日記・・・夕方、水をかえようと思う。写真を撮ってみた。どういうオモイデになっていくのだろう。


6月6にち(日)
だいすきな6月6にち。雨ザーザーなのだ。読書の日。にょんママとふたりでおやつを食べる。かりんとうにチョコクッキー。甘いものは、どこからともなくあらわれる。オンナはスゴいのだ。
・ばら日記・・・夕方、水をかえる。花びらの先端がちょっと枯れてきた。花ひとつひとうに名前でもつけてやろか。やっぱりやめた。愛情を注ぎすぎるとメンドウなことになる。悪くはないけど。


6月5にち(土)
下北沢440でパンチライブ。今年はじめてのパンチはイカしてた。やっぱりレギュラーバンドっていいな。なんか、落ち着いてメシ食えるかんじだよ。わかるかなー。わかんないことってダイスキ。わかられてたまるか、にょんじろーのギター。おたんじょうび祝いしてくれてありがとう。ますますイゴコチのいい我がジンセイ。
・ばら日記・・・午後、水をかえる。なんか、花のボリューム感に欠ける。なんだろー、発見。にょんママの部屋にバラ、ひと茎。ちゃっかり飾ってやんの。盗まれたバラひと茎。元気に咲いてました。


6月4にち(金)
たんじょうびのウキウキは、まだ続くのであった。たまプラブラブラおサンポ。ふだん物欲のないにょんじろう、このときとばかり物欲に目覚めてみる。しかし、慣れないことは慣れないものだ。しょせんケチはケチ。ホシイ、と思うココロは、いつでももっていないと、突然、そりゃ、そういうココロになれったってねえ。でも、ホシイとなったら、とことんホシイんだけどねえ。モノであれ、ヒトのココロであれ、・・・うーん、ガマンできないジブンは愛しい。
・ばら日記・・・午前中、水をかえる。花瓶の中から10円玉が。胴って花にいいの?にょんママが入れたのかしらん。そのままにしておこう。


6月3にち(木)
じゃーん、あたしのたんじょうび。部屋にバラの花を飾ってみる。最近、とりつかれているバラの香り。どうか、あたしを見て、見て、見て。毎日見つめるとほんとに元気になる花たちよ。あなたたちから教えてもらえることはいっぱいあります。最後まで見つめるからね。ステキな香りをアリガトウ。


6月2にち(水)
目黒のスタジオでマスタリング。作業が終わって、マスターCDを取りにスタジオにもどると、マンションがオートロックでカギがかかっている模様。こちとら、もうヨッパらっているので、そんなことはおかまいなし。マンションのドアをひっぱったり、ケッとばしたりしていたら、背後から、器材をもったジンブツが。・・・「ボクが開けましょう。」にょんじろうは、相当ふてくされていて、ドアが開くのが当然のように、きげん悪くマンションの中にはいった。そのジンブツも同じエスカレーターで同じ階におりた。エンジニアから紹介されたそのジンブツは、かねてから会いたいと思っていた、クボタマコトさんであった。話の流れ上、急にキゲン良くなることはできず、しばし、ムっとしながらいろいろおしゃべりしたが、なんと、家が近所なことが発覚された。こりゃ縁だな。縁。もいちど飲みなおした。オカチさんと吉森くんに、引き続きたんじょうび祝いをしてもらった。3軒も飲みやハシゴした。たんじょうびっていいな。


6月1にち(火)
じろきち30周年イベントに出演。ブルース同窓会。なつかしいヒトいっぱいでめんくらった。大勢の御大オヤジのなか、コウイッテンのにょんじろう。さすがにドギマギした。演奏前、ひとりでやきとりやにいって、精を出した。(つもり。)こんなあたしを誘ってくれてアリガトウ、じろきちのタカ。またいっしょにやろうね。



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